「日本の食文化から生まれた?ラーメン?」
ラーメンは、今から100年ほど前に中国から日本に入ってきました。
しかし、現在の中国のラーメンと、日本のラーメンは全くの別物です。
昨今、ラーメンは日本特有の文化として進化してきました。。
中国のラーメンは、河南拉面、蘭州拉面があります。
中国のラーメンを食べた日本人は、大きなそうめんに薄いスープを入れているだけという感想を持つ人が多いようです。
これは、麺にコシがないからでしょう。
また、スープにコクがないからだと思います。
さらに、中国のラーメンと、日本のラーメンには大きな違いがあるようです。
一番大きな違いは、ラーメンの何が主となるかです。
日本のラーメンは、一番はスープで、次に麺、最後に具です。
中国のラーメンは、一番に具で、次に、麺、最後に、スープなのです。
また、日本のラーメンはスープの違いが、ラーメンの名前になっています。
一方、中国のラーメンは、具がラーメンの名前になっているのです。
これは、日本の「うどん」と同じ考え方なんですね。
二つ目は、麺の作り方です。
中国麺は、手延べ麺が中心ですので、コシが少ないです。
そして、延ばすために油を使います。
そのため、日本のそうめんのようです。
三つ目は、かん水の使い方です。
中国のラーメンは、具に特徴を出すため、鶏ガラスープのあっさり味が中心です。
一方、日本のラーメンは、スープに合わせるため、麺の「コシ」を重視しています。
おまけに、スープと麺がうまくマッチしているのです。
このように、もはや日本ラーメンは、日本独自の食文化といえるでしょう。